はじめての注文住宅造り!
タマオとタマコのイエタテ日記
バリアフリーと聞いて、何を思い浮かべますか?バリアフリー住宅というと、ハンデを持つ人や高齢者が生活しやすいように、段差のない空間やスロープなどを取り付けた住宅を想像しますよね。ですが、バリアフリーとは「障害を取り払う」という意味では、高齢者やハンデを持つ人のためだけではなく、小さい子どもや妊婦にも該当するといえます。つまり、利用する人すべてが安全で快適に過ごせる住宅ととらえるとよいでしょう。
「同じ家に長く住みたいから、やっぱりバリアフリーは必要になってくるかな~。そもそもバリアフリーってどこに何を付けたらいいんだろう。」
「家を建てる時は今だけではなく、将来的な住み心地も気になるわよね。」
バリアフリーにする際の注意すべきポイントは?
今だけでなく、将来を見据えた家族構成を考慮しましょう。
バリアフリー住宅を検討するとき、どんな人が住むことを想定して間取りを決めておくかは重要なポイントです。もちろん、今の状態だけでなく将来を見据えた家族構成の検討が必要です。近いうちに子どもを考えているとすれば、妊婦でも生活しやすいこと、または将来ご両親との同居の可能性もあるとすれば、高齢者でも使いやすい設計であることが理想です。注文住宅を検討している際は現在、それから将来の家族像に合っているかしっかりと考慮した上でバリアフリーの設計を考えましょう。
お風呂
お風呂場は高齢者に限らず転倒しやすい場所なので、滑りにくい素材を使用したり手すりをつけたりといった対策を行います。バスタブに浸かりやすいよう高さを低めに設計しておくこともおすすめです。冬場に多いヒートショック防止策として、脱衣所に暖房を取り付けておくこともバリアフリーの一環となります。
洗面台
洗面台の高さも考慮しましょう。家族構成によって使いやすい高さは異なりますので、小さい子どもでも使いやすいようイスをおいておくスペースを設けることもひとつの手です。また洗面下の収納を取り払えば、車いすの人でもそのまま洗面がしやすくなります。
トイレ
トイレはバリアフリー環境として重要なポイントとなります。高齢になったときに寝室から遠い位置にお手洗いがあると、移動が大変で不便に感じる可能性があります。将来に備え、寝室に近い場所にお手洗いを配置しておくと便利です。手すりの設置や、着脱しやすいようスペースを広めに設けておくことなどもおすすめです。
このように、想定している家族構成によって必要なバリアフリーの設計も変わっていきます。家族みんなが快適に過ごせるように将来を見越した注文住宅を考えてみましょう。
他にも、注文住宅を建てるうえで欠かせない基礎知識をまとめているよ。ぜひ参考にしてみてね!
【知っておきたい家づくりの疑問集】
⇒予算を考える
⇒転居後の生活を考える
⇒エリアを選ぶ
⇒住宅会社を選ぶ
⇒土地を探す
⇒地盤を調査する
⇒デザイン・間取りを考える
⇒ローンを組む
⇒入居までの注意点
⇒入居後の注意点
成人(狸?)を機に四国から上京。タマコと出会い子宝にも恵まれ、一国一城の主となることを決意した。好きな食べ物はどんぐり。
東京出身のシティーガール。子どもはのびのびとした環境で育てたいと思い、タマオに多摩エリアを勧めた。嫌いな食べ物はこんにゃく。