平屋造

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平屋造

平屋造なのにスタイリッシュで近代的?新しい平屋造とは

平屋造とは、2、3階が無い1階だけの造りの住宅のことです。縦ではなく横に広いので安定感があり、昔の日本の住宅で多かったデザインです。しかし、最近では平屋造も見直され、利点を加えたいろいろなデザインが増えています。実際にどんな平屋造が建てられているのか実際の施工例を紹介していきましょう。

間仕切りできるリビングとバリアフリーで使いやすい仕様

石田工務店

所在地:東京都八王子市片倉町102番地の2

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平屋造事例1画像引用元:石田工務店公式HP(http://www.ishidakoumuten.net/ie/detail/detailG000000015_341.html#B000000190)

このおうちは、どの部屋に行くのにも敷居に段差がないバリアフリー仕様で、扉はすべて引き戸、浴室やトイレには手すりを設置、玄関にはスロープまであるという徹底ぶりで安全に暮らせるね。これは階段もない平屋だからこそできるこだわり。それに、リビングとつながる部屋は間仕切りで個室にできるし、リビングの一部にもなるから使い勝手がよさそう!

大開口の窓で日当たり良好!

石田工務店

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平屋造事例2画像引用元:石田工務店公式HP(http://www.ishidakoumuten.net/ie/detail/detailG000000015_125.html#B000000190)

床はヒノキの無垢材、天井はスギの無垢材を使用した贅沢な平屋建て。庭も広くて大開口の窓が作れるので、平屋でも日当たり良し!スギの天井は、まるでログハウスのような木の温かみを感じさせてくれるね。そのまま庭に出て洗濯物を干したり日向ぼっこをしたり…平屋ならではの楽しみ方もたくさんありそう。

多摩エリアの平屋住宅の相場は?

一般に、二階建てよりも平屋のほうが、建築費用は高額になると言われています。「屋根が広い分だけ高くなる」「基礎が広い分だけ高くなる」など様々な噂がありますが、実際のところは、本当に二階建てよりも平屋のほうが高くなるかは、判然としません。ただし、一つだけ確実に言えることは「土地が広い分だけ高くなる」ということ。すでに土地を持っているならば良いのですが、土地を込みでの購入を予定している人は、坪単価をよく調べたうえで場所を選んだほうが良いかも知れません。

エリア 建築相場(土地代込み) 多摩エリア平均
昭島市 5992万円 6797万円
国立市市 8960万円
小金井市 9172万円
国分寺市 8960万円
小平市 6787万円
立川市 9967万円
相模原市 5356万円
多摩市 6310万円
八王子市 5250万円
日野市 6257万円
町田市 6734万円
あきる野市 4296万円
青梅市 4402万円

上記の建築相場は、以下のようにして算出しました。

・建築相場 = エリアごとの平均坪単価×53坪(※1) + 2600万円(※2)

※「53坪」:平屋を建てる際の一般的な坪数として推算しました。

※2「2600万円」:30坪程度の平屋建てを建てた場合の建築費用として推算しました。

平屋住宅のメリットとは?

構造的に安定している

たとえ建築の素人であったとしても、二階建てや三階建てに比べて、平屋のほうが安定的な構造物であることは理解できるでしょう。東日本大震災の記憶も新しく、かつ首都圏直下型地震も予測されている昨今、少しでも安全に過ごすためには、平屋が理想的です。

多摩エリアには、日本でも有名な立川断層帯があります。立川市や青梅市を縦断する大型断層です。断層近くに新居を構える人にとっては、平屋のほうが安心して暮らすことができるでしょう。

階段部分のスペースを有効活用できる

平屋住宅には階段がないため、二階建てや三階建てで必要となる階段部分のスペース分が広くなります。よって屋内のスペースを少しでも有効活用したいという方に、平屋は向いていると言えるでしょう。

そうとは言え、平屋住宅を建てるには、二階建てや三階建てよりも、広い土地が必要となってきます。よって、有効活用できるスペースが広くなることの恩恵を多く被ることができるのは、地価が少しでも高めのエリアの平屋。地価の高い立川市、小金井市、国立市、国分寺市などで平屋を建てれば、少しでもお得感を感じることができるでしょう。

老後になっても住みやすい

どんな人にでも老後はやってきます。若いときに建てた二階建て、三階建ての住宅に高齢まで住んでいると、やがて足腰の問題から、二階部分、三階部分を使わなくなってしまう人もいるようです。

その点、平屋なら一生涯、スペースを無駄にすることなく快適に過ごすことができます。バリアフリーのリフォームもやりやすいでしょう。

商業地に近いエリアに住む予定であれば、近隣の人たちとの強力のもとで老後を過ごしていけるかも知れませんが、逆に、人よりも自然の多いエリアに住む予定であれば、高齢になっても家の中ですべてが完結できる平屋が向いています。青梅市、あきる野市、八王子市などの郊外に住む予定の人は、老後を考えると平屋のメリットは大きいかも知れません。

平屋住宅のデメリットとは?

土地代が高い

狭小な土地にも平屋住宅を建てられないわけではありませんが、通常、平屋住宅を建てる場合には、二階建て、三階建ての住宅よりも広い土地の確保が必要となります。よって、場所によっては、建物よりも土地代のほうが、コストが圧倒的に高くなることも珍しくありません。地価の高いエリアに平屋住宅を検討中の方は、土地代に要注意です。

多摩エリアで平均坪単価が高い場所は、立川市、小金井市、国立市、国分寺市など。他のエリアでも、主要駅の近くであれば、ほとんどの場所で坪単価が高めになります。

日当たりが悪くなることがある

世の中にある住宅の多くは、二階建てです。よって、二階建ての多い住宅地の中や、商業施設の近いエリアに平屋住宅を建てた場合、周囲の建物に日当たりが遮られる形になることがあるので注意してください。

多摩エリアに限ったことではありませんが、平屋住宅を建てる際には、周囲に建物が少ないことを確認のうえ話を進めるべきでしょう。また、今後、エリアの再開発計画がないかどうかもチェックしておく必要があります。八王子や立川、多摩、青梅、町田は、都が積極的に核都市化の計画を進めているエリアでもあるので、日当たりの点から見れば要注意です。

防犯上の対策が必要

二階建て、三階建てに比べて、平屋は犯罪に巻き込まれる率が高いと言われています。理由は、(1)1階に窓やドアが多くなる、(2)窓を開けて過ごすことが多い、(3)家族構成や生活状況を外部から把握されやすい、など。平屋住宅を建てる際には、空き巣対策を中心として、十分な防犯対策が必要です。

防犯面から考えれば、多摩エリアの中での犯罪率の高低を比較するよりも、人口密度で住宅予定地を検討したほうが良いかも知れません。人口密度が高いほど、犯罪件数が増えるからです。

武蔵野市、三鷹市、国分寺市、小金井市などは、多摩エリアの中でも人口密度の高いエリアであることを理解しておいてください。

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