RC造(コンクリート)

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RC造(コンクリート)

RC造は自由度が高く好みの設計を活かせる

RC造というのはコンクリートを型に流し込んで住宅を作るという建築方法のことです。木造などと比べてデザインの自由度が高く、間取りなども希望通りに設計することができます。今回はどんなRC造の住宅が人気なのか、実際の工務店の施工例を紹介していきましょう。

頑丈で外壁のひび割れも起こりにくい安心感

多摩工務店

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RC造(コンクリート)事例1画像引用元:多摩工務店公式HP(http://www.tamakoumuten.co.jp/case.html)

とても重厚感があるこちらの家には、断熱性や防火性に優れ、経年劣化にも強いのにとても軽くて扱いやすいコンクリート素材パワーボード(ALC)が使われているんだって。内装もマンションみたいにしっかりした造りで、安心感があるし、継ぎ目がなくてすっきりしたデザインになっているよ。もちろん和室もできるし、間取りも自由で使いやすそうだね。

無機質なコンクリートの良さを生かしてスタイリッシュに

水上建設株式会社

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RC造(コンクリート)事例2画像引用元:水上建設株式会社公式HP(http://www.mizu-kami.co.jp/gallery/gallery21.html)

コンクリートむき出しの壁は冷たく感じられるけど、逆に部分的に見せることで都会的な印象になるよね。梁や柱もないからすごく広々とした空間も作れるんだよ。広いリビングや3階建て以上の一戸建てもできるし、大家族や二世帯住宅にも向いているよ。中には、一部を賃貸にしている人もいるからいろいろなメリットがあるんだね!

多摩エリアのRC住宅の相場は?

まずは一番気になるRC住宅の建築相場を、多摩エリアの自治体別に見てみましょう。各エリアの建築相場の違いは、基本的に建物の価格の違いではなく土地代の違いに由来します。よって以下、土地代込みの建築相場としています。

RC住宅のメリットとデメリット

見た目がオシャレで間取りも比較的自由度の高いRC住宅。たくさんのメリットがある一方で、逆にデメリットがあることも事実。多摩エリアにRC住宅が向いているかどうかを考える前提として、そもそもRC住宅の持つメリット・デメリットを改めておさらいしておきましょう。

RC住宅のメリットとは?

デザイン性が高い

RC注文住宅の最大のメリットは、何と言ってもデザイン性の高さ。木造や鉄骨の注文住宅とは異なり、形を自由に作ることができるのがRC注文住宅の大きな特徴です。RC住宅を希望する多くの人は、このデザインの自由度の高さに惹かれていることころが、最も大きいのではないでしょうか?

室内空間を広くすることができる

RC住宅は、他の工法とは異なって、柱で家を支える仕組みではありません。コンクリートで建物全体を支える仕組みなので、希望であれば、間取りをいくらでも広く取ることが可能です。

耐火性が高い

RC住宅を構成する大半はコンクリート。コンクリートは、1,000度の熱に1時間以上さらしても、燃えないどころか強度も変わらない素材です。耐火性の高さは、火災保険の保険料率の低さ(木造の1/3)からも証明されています。

遮音性が高い

自宅の演奏ルームやシアタールームを、コンクリート作りにする人が多く見られます。コンクリートの遮音性が非常に高いためです。RC住宅は全体がコンクリートなので、他の工法の建物に比べると、外の音が入りにくく、中の音が漏れにくい建物となります。

RC住宅のデメリットとは?

夏は暑く冬は寒い

コンクリートは熱伝導率の低い素材。残念ですが、RC住宅を希望する方は、この点は割り切ったほうが良いでしょう。エアコンを充実させ、人工的に快適な空間作りをする必要があります。

建築から5年程度は結露・カビが生じやすい

コンクリートに含まれる余剰水分は、3~5年かけてゆっくりと抜けていきます。よって最大で5年程度は、室内に水蒸気が溜まっている状態。完全に水分が抜けきるまでは、結露やカビが生じやすいと心得ておきましょう。除湿器が必要となるかも知れません。

リフォームが難しい

木造の工法に比べると、RC住宅はリフォームが難しい工法。家族が増えるなどしたときに、部屋の間取りを変えることは容易ではありません。

地盤工事が必要になることもある

木造住宅に比べると、RC住宅は建物の重量が非常に重いため、軟弱な土地の上に建てることはできません。場合によっては地盤改良工事が必要となり、思わぬ出費がかさむこともあります。

エリア別・RC住宅は向いている?向いていない?

上記のメリットとデメリットを踏まえ、多摩エリアにRC住宅は向いているか否かという点について、西多摩エリアを代表して青梅市、南多摩エリアを代表して八王子市、北多摩エリアを代表して立川市の例を見てみましょう。

必然的に、上記デメリットの「夏は暑く冬は寒い」、または「建築から5年程度は結露・カビが生じやすい」に耐えうるかどうか、という点がポイントとなります。

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