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暮らしの情報コラム
八王子市で住宅を所有するともらえる助成金をチェック
新宿まで電車で40分程度とアクセスが便利な八王子市。子育てがしやすい街としても人気で、ファミリー層にも人気です。そんな八王子市では、住宅を所有している方が受け取れる助成金やあると嬉しい助成金についてまとめてみました。
八王子市木造住宅耐震診断補助制度(住宅施策)
1.概要
頻発する大地震の被害から自宅を守るために、昭和56年5月以前に建てられた木造住宅の耐震診断費用の一部を補助する制度です。
2.住宅の条件
- 多摩八王子市内にある一戸建注文住宅(店舗・事務所などの床面積が延べ床面積の1/2未満の併用住宅を含む)
- 昭和56年5月31日以前の耐震基準で木造在来(軸組)工法を使って建てられている住宅
- 個人が所有し、自らが居住している住宅で、所有者の世帯員全員、共有者全員の市税等の滞納がないこと
3.補助金額
耐震診断費用の4分の3以内で15万円が上限(千円未満の端数切り捨て)。市の予算に達した時点で受けつけを終了します。
4申請方法
耐震診断の申し込む方法は、木造住宅耐震診断相談カードを直接か郵送で住宅政策課へ提出します。
家庭用生ごみ処理機器等の購入費補助
1.概要
生ごみ減量・資源化促進運動の一環として、八王子市内在住者で、生ごみ処理機器等を購入された人を対象に予算の範囲内で補助金を交付しています。予算は1,500,000円を上限で、予算がなくなり次第終了します。
2.補助金をもらえる対象機種
- 電気式やバイオ式の生ごみ処理機器(同一生計世帯で1年度あたり1基まで)
- コンポスター・密閉式たい肥化容器などの生ごみたい肥化容器(同一生計世帯で1年度あたり2基まで)
- ダンボールコンポストセット(同一生計世帯で1年度あたり4基まで)
- ダンボールコンポスト専用の基材(同一生計世帯で1年度あたり4個まで)
ディスポーザー、中古品は対象外です。
3.補助金額
電気式やバイオ式の生ごみ処理機器
購入金額の2分の1で限度額は15,000円
生ごみたい肥化容器(コンポスター、密閉式たい肥化容器)
購入金額の2分の1で限度額は20,000円
ダンボールコンポストセット
購入金額の4分の3で限度額は10,000円
ダンボールコンポスト専用の基材
補助金の額は購入金額の4分の3で限度額は4,700円
4.申請方法
1.生ごみ処理機等の購入
生ごみ処理機器を購入したことを証明する領収書が必要です。購入後1年以内に申請してください。
2.申請に必要な書類を提出
- 申請書
- 請求書
- 領収書の原本
- 取扱説明書表紙または保証書の写し
児童扶養手当
1.概要
八王子市内に住む児童(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで子ども)の養育者を対象に、1・3・5・7・9・11月の年6回、2か月分の手当が支払われます。
2.対象者、条件
手当を受け取れるのは、八王子市在住の18歳未満の子どもを養っている人(父、母、父母ではない養育者)と20歳未満の障害児を養っている人。(所得制限があり)です。児童扶養手当をもらえる児童は条件があります。
- 両親が離婚した児童の扶養者
- 両親どちらか一方が死亡、または生死不明の児童
- 父か母が重度の障害状態の児童
- 父か母が1年以上拘禁されている児童
- 父か母に1年以上遺棄されている児童
- 父か母がDVのため裁判所からの保護命令を受けた児童
- 両親が結婚せずに生まれた児童
3.手当額
児童扶養手当の金額は、全額を支給する「全部支給」と一部減額して支給する「一部支給」の2種類で、前年度の申請者の所得額によって手当額が変わります。
1人目の子どもに支給される月額
全部支給 42,910円
一部支給 42,900~10,120円
2人目の子どもに加算される月額
全部支給 10,140円
一部支給 10,130~5,070円
3人目以降一人増えるごとに加算される月額
全部支給 6,080円
一部支給 6,070~3,040円
4.申請に必要なもの
- 印鑑
- 振込口座がわかる申請者名義の金融機関の通帳やカード
- 申請者と支給対象児童の戸籍全部事項証明(謄本)
- 申請者の個人番号カード(通知カード)と身元確認書類
乳幼児医療費助成制度(マル乳医療証)
1.概要
マル乳医療証は東京都内の医療機関で乳幼児が受診する場合、窓口に健康保険証と一緒に提示すると医療費(入院時の食事代は対象外)が助成される制度です。
2.助成金額
自己負担分の医療費
3.対象者、条件
八王子市内在住で次の条件を満たしている乳幼児が対象となります。
- 国民健康保険など各種社会保険に加入している乳幼児
- 生活保護・里親制度などを受けていない乳幼児
- 児童福祉施設に措置入所していない乳幼児
助成期間は0歳〜6歳になって最初に迎える3月31日までで、所得制限はありません。
4.申請方法(申請に必要なもの)
- 印鑑(自署の場合は印鑑不要です)
- 申請者と乳幼児が加入する健康保険証の写し(カードの場合は人数分のカード)
- 申請者と配偶者の個人番号カード(通知カード)と身元確認書類
申請書は市のサイトからダウンロードできます。
義務教育就学児医療費助成制度(マル子医療証)
1.概要
八王子市在住の小中学生が東京都内の医療機関に受診する際、八王子市が発行するマル子医療証と健康保険証を一緒に提示すると医療費が助成される制度です。
2.助成金額
入院・調剤薬局は無料(入院時の食事代は助成対象外)。通院は1回の自己負担の上限が200円です。
3.対象者、条件
助成期間は6歳になった最初の4月1日から15歳になった日以後の最初の3月31日までで、八王子市内在住で次の条件を満たしている小中学生が対象です。
- 国民健康保険または各種社会保険に加入している小中学生
- 生活保護・里親制度などを受けていない小中学生
- ひとり親医療費助成・障害者医療費助成対象外の小中学生
- 児童福祉施設に措置入所していない小中学生
4.申請方法(申請に必要なもの)
- 印鑑 (自署の場合は印鑑不要)
- 申請者と子どもが加入する健康保険証の写し(スキャナーや写真ではっきり写ったもの)カード式保険証の場合は申請者と児童それぞれのカードが必要です
- 申請者と配偶者の個人番号カード(通知カード)と申請者の身元確認書類
子供が生まれるとき(出産育児一時金・出産貸付制度)
八王子市には子どもが生まれた時に一時金が出る「出産育児一時金制度」と、出産の時に必要な費用を借りられる「出産貸付制度」があります。
出産育児一時金
1.概要
「出産一時金」は国民年金加入者が出産した時に支給される一時金ですが、健康保険加入者が出産した時に支給される「出産手当金」と同時に受給できません。給付を受ける方法は医療保険者から医療機関へ一時金の支払いを直接行う「直接支払制度」と、医療機関を出産一時金の受け取り代理人にして差額だけを支払う「受取代理制度」の2種類があります。
2.助成金額
子ども1人あたり42万円
3.対象者、条件
八王子市在住の国民健康保険に加入者で出産した人。(妊娠85日以上の死産・流産を含む)出産した日の翌日から2年以内に申請しないと時効になり、出産育児一時金が受け取れません。
4.申請に必要なもの
- 出産育児一時金支給申請書
- 保険証
- 印鑑
- 振込先の口座番号のわかるもの
- 医療機関の領収書
直接支払制度を利用する場合は医療機関と交わした直接支払制度を利用する旨の合意文書、受取代理制度を使う場合は、医療機関と交わした「直接支払制度を利用しない」という合意文書が必要となります。
出産費貸付制度
1.概要
出産費貸付制度は国民健康保険加入者が出産育児一時金が給付されるまでの間、出産費用を借りられる制度で出産育児一時金が返済に充てられます。
2.助成金額
妊娠85日以上で出産予定日まで1か月未満の人は、出産育児一時金の支給予定額の8割から9割が借りられます。(最高限度額378,000円)。妊娠85日以上で出産予定日まで1か月以上ある人は医療機関からの請求額、領収額がわかる書類があれば、お金を借りることができます。(最高限度額378,000円)
3.対象者、条件
この制度は、4つの条件を満たす人が対象になっています。
- 八王子市から出産育児一時金の支給が予定される人
- 過去1年間、国民健康保険税の滞納がない人
- 出産予定日まで1か月以内の人(妊娠85日以上で、病院から請求を受けて、出産費用を支払った人
- 医療機関と直接支払制度・受取代理制度を利用しない人
4申請方法
申請は、事前連絡の上、保険年金課給付担当で手続きしてください。