多摩エリアの住みやすさを紹介!
暮らしの情報コラム
多摩市は、全域にベッドタウンが広がっているのが特徴の市です。都市機能が整っている一方で、自然も豊富でのんびり過ごせるため、子育て世帯にも人気。駅前もにぎわっており、都心と郊外のいいところ取りができます。ここでは住まいを構える前に知っておきたい、多摩市の交通事故や犯罪被害の現状と地域で行われている対策・取り組みなどを紹介します。
多摩市の交通事故と安全活動について
調布市の交通事故の発生率
警視庁のサイトでは、多摩中央警察署管内で発生した2023年の交通事故発生件数は、501件でした。状況としては、自動車乗車中が多く、バイク乗車中や自転車乗用中が同じ程度の死傷者数となっています。
どんな状況であっても交通事故には気を付ける意識を持つことが大切です。
多摩市の交通安全の取り組み
多摩市交通安全計画
多摩市内における交通事故の減少や市民の安全を守ることを目的として、多摩市交通安全計画が立てられています。令和3年度時点で発表されている計画は、令和3~7年度までの5年間です。
多摩市交通安全教育に基づいて、交通安全施設や安全な道路、自転車利用環境の整備、交通規制、交通安全教育などに取り組んでいます。
TOKYO交通安全キャンペーン
多摩稲城交通安全協会が、2023年12月に開催されたTOKYO交通安全キャンペーンに参加し、反射材の配布などを行っています。
明るい色の服を着るようにする、ドライバーは早めのライト点灯を心掛けるなどの声かけをすることで、交通事故数の防止に努めています。
多摩市の犯罪被害と防犯対策について
多摩市の犯罪発生率
多摩市の2023年の刑法犯発生件数は962件、粗暴犯は53件、侵入窃盗犯は31件、非侵入窃盗犯は653件でした。2022年と比較して減っている犯罪もあるものの、刑法も非侵入窃盗犯も200件ほど増加しています。
犯罪には十分注意するとともに、犯罪数が減少するように、地域を挙げて何らかの取り組みを行う必要があるでしょう。
多摩市の安心・安全への取り組み
多摩市でのんびり・ゆったりとした暮らしができるように、以下のような安全・安心への取り組みを行っています。
多摩市犯罪のない安全なまちづくり条例
犯罪のないまちづくりを目指し、地域が連携しあいながら防犯意識を高め、防犯活動を行う条例を制定しています。防犯カメラの適した運用、まちづくり推進協議会の設置、安全計画の策定などの施策を推進しています。
自動通話録音機の貸し出し
特殊詐欺を防ぐ目的として、自動通話録音機を無償で貸し出しています。多摩市内に在住で65歳以上の方を対象としており、自動通話録音機は警告メッセージが流せる仕組みになっています。