多摩エリアの住みやすさを紹介!
暮らしの情報コラム
国立市は、東京都の中心部に位置している市です。都内では2番目に小さな面積の市で、市内のほとんどは住宅地が占めています。また大学・高校なども多く集まっており、文教都市としても知られている地域です。ここでは国立市の交通事故発生数や犯罪の現状、安全活動や防犯対策などを紹介します。
国立市の交通事故と安全活動について
国立市の交通事故の発生率
国立市のサイトによると、国立市の例話5年度の交通事故件数は、194件です。死者数は1名、重傷者数は5名といずれも1名ずつ増加しています。交通事故数も前年から6件増加しています。
国立市の交通安全の取り組み
電動キックボードのルールの周知
電動キックボードは、令和5年7月1日から「特定小型原動機付自転車」「特例特定小型原動機付自転車」としての区分が新たに加わっています。
それぞれ当てはまる条件をチェックしたうえで、定められている速度を守って走行場所も厳守しましょう。
自転車ナビマークの設置
警視庁で制定された自転車ナビマークを設置しています。自転車の走行位置をわかりやすくすることで、自転車が危険な走行をしないようにする、そして自動車のドライバーにも自転車の車道走行を意識した運転を促すことを目的としています。
設置場所は、JR中央線側道と市道西第2條線(一部)です。
国立市の犯罪被害と防犯対策について
国立市の犯罪発生率
警視庁の区市町村別の犯罪数をチェックしてみると、令和5年度の国立市の犯罪発生数は、合計で358件です。
凶悪犯は2件、粗暴犯は17件、侵入窃盗は15件となっており、最も多い犯罪は非侵入窃盗です。自転車の盗難が多くなっており、駐輪場や自宅での管理に気を付ける必要がありそうです。
国立市の安心・安全への取り組み
安心安全カメラの設置
国立市では、市内各所に防犯カメラを設置しています。市民の安全を守るために設置されており、個人情報保護を念頭に置き、適した活用方法を守りながら運用しています。
詐欺への注意喚起
国立市を管轄している立川警察署では、詐欺の被害が多数発生しています。そのことから、国立市のサイトでは代表的な犯行の手口を紹介し、詐欺への注意喚起を行っています。
紹介している詐欺は、オレオレ詐欺・還付金詐欺・預貯金詐欺・キャッシュカード詐欺盗・投資詐欺などです。
詐欺の特徴や被害にあわないための対策も合わせて紹介しており、詐欺被害の防止に努めています。
暴力団排除条例
平成26年4月1日より、国立市暴力団排除条例が施行されています。市民の生活や事業活動から暴力団を排除することを目的とした条例です。
暴力団を恐れない・暴力団と交際しない・暴力団に資金提供をしないなどを含め、暴力団への向き合い方を定めています。