多摩エリアの住みやすさを紹介!
暮らしの情報コラム
国分寺市は、高い建物があまりなく、空が広く感じられるような住み心地の良いエリアとして知られている市です。小さな子供がいる家庭にも適しており、町全体も明るくそして清潔な環境が保たれています。
ここでは国分寺市の交通事故発生数と取り組み、犯罪被害と防犯対策などを紹介しています。
国分寺市の交通事故と安全活動について
国分寺市の交通事故の発生率
国分寺市の令和2年の交通事故数は、158件です。死傷者数は178件、死亡者数は1名となっており、令和元年とそれほど変わらない件数で推移しています。事故件数は年数の経過とともに減少傾向であるため、これからも変わらず発生数減少への取り組みが必要です。
国分寺市の交通安全の取り組み
無電柱化
国分寺市では、電柱と電線類をなくし、ケーブルはすべて道路の下に収容する「道路の無電柱化」が進められてきました。無電柱化には災害時の電柱倒壊で道路が寸断しないように、そして電気の供給が続くように、都市景観を保つためになどさまざまな目的があります。
その中の1つとして、無電柱化で歩道の幅員を広げ、人々がより通行しやすいようにする、歩行空間の確保の目的も担っています。
東京都が発表している無電柱化チャレンジ支援事業制度を活用しつつ、さらなる無電柱化の促進に力を入れています。
道路情報システムの導入
令和4年4月より、道路の損傷・不具合を発見した市民が、スマートフォンを通して情報を投稿できる「道路情報システム」を導入しています。スマートフォンアプリを使い、カメラとGPS機能を利用しながら道路の損傷や不具合を投稿できる仕組みです。
こまめに損傷や不具合をチェックして修繕することで、路面の影響で発生する事故を未然に防ぐ目的があります。
投稿された内容は市が確認しており、必要に応じて修繕などを実施しています。
段差解消ブロックの設置についての注意喚起
道路法では、自宅・駐車場の出入り口部分に段差解消ブロックを設置することを禁止しています。段差解消ブロックは、歩行者や自転車、バイクなどが転倒するリスクが高まることから、危険だと考えられています。
設置しないように、そして設置している部分は速やかに撤去するように、と市のホームページで注意喚起を行っています。
国分寺市の犯罪被害と防犯対策について
国分寺市の犯罪発生率
国分寺市で発生した、令和5年中の犯罪件数は、594件です。凶悪犯5件、粗暴犯40件、侵入窃盗犯は31件となっています。
また、他の多摩エリアにある市と同じように、国分寺市でも自転車盗は突出しており、盗難の被害にあわないように注意しなくてはなりません。
国分寺市の安心・安全への取り組み
国分寺市生活安全・安心メール
平成18年より行われている取り組みです。市民の皆様に対し、国分寺市生活安全安心メール配信サービスを実施。いつでもどこにいても、国分寺市の情報がチェックできます。さらに、令和5年7月からは、小金井警察署が発信している特殊詐欺情報も字配信しています。
子どもの見守り放送
平成21年より、防災行政無線を利用して地域の皆様に対して、子供の見守り活動を呼び掛けています。放送日は月曜日から金曜日、午後2時15分に放送されています。
子どもたちが下校する時間に外出(散歩・買い物)などに出かける、自宅前の掃除をするために外に出るなど、普段の生活の一部として気軽に行える見守り活動の実施を呼びかけています。