多摩エリアの住みやすさを紹介!
暮らしの情報コラム
小平市は学園都市としても知られている、多摩エリアの市です。新宿から電車で25分というアクセスの良さで、子育て世帯の住む町としても人気があります。どんな特徴があるのかチェックする際は、交通事故の件数や安全への取り組み、犯罪被害件数や防犯対策についても合わせてチェックしましょう。
小平市の交通事故と安全活動について
小平市の交通事故の発生率
小平市の交通事故は、2023年の1~12月までで211件発生しています。死傷者数は自転車乗用中で104人となっており、やはり自転車で移動する人が多いからこその結果が出ています。
小平市の交通安全の取り組み
交通安全教育の実施
市内にある市立中学校にて、生徒に向けた交通安全教育を実施しています。交通事故を再現し、どのような行動に危険が潜んでいるのかをわかりやすく説明することで、自己防衛意識を高める効果が期待できるでしょう。また市内にあるふれあい下水道館では、自転車シミュレータを活用した安全教室を実施。子どもが自分自身で交通安全を考える良いきっかけをつくっています。
自転車ルールブックを作成
自転車乗用中の交通事故死傷者数が多いことから、小学生以下の子ども、そしてその保護者を対象として「自転車ルールブック」、中学生以上を対象とした「こだいら自転車ルールブック」を作成・配布しています。自転車に乗る際の正しいルールやマナーが習得できるように促す取り組みです。
ゾーン30の設置
ゾーン30とは、住宅街・学校周辺などの生活道路に、ゾーンを指定して最高速度を30キロに制限する取り組みです。ゾーン30は警視庁が指定し、小平市と連携しながら交通安全対策に必要な標識・路面標示を設置しています。
小平市の犯罪被害と防犯対策について
武蔵野市の犯罪発生率
小平市では、刑法犯・粗暴犯・侵入窃盗犯・非侵入窃盗犯のいずれの犯罪も、それほど減少していない、もしくは増加している傾向があります。非侵入窃盗犯に関しては、2018年と比べると3分の1ほど減っているものの、2021年は483件、2022年は496件と微増しています。
小平市の安心・安全への取り組み
小平市では、地域のみんなで助け合って安心・安全な町づくりをしよう、とさまざまな取り組みが行われています。
近助への取り組み
地域に住む人々が協力し合いながら、自分たちの町を自分たちで守ることを目的とした近助を促しています。災害時、近くに住む人たちで声を掛け合い、協力し合うことが被害を防ぐために大切なポイントです。
青色回転灯装備車両でのパトロール
小平市では、青色回転灯を装備した車両を使ったパトロールを実施しています。市が率先してパトロールを行うことで、犯罪の抑止効果が期待できるでしょう。
わんわんパトロール
愛犬の散歩時、わんわんパトロールと記載されたグッズを身につけ、周囲に気を配りながら散歩をするという取り組みです。愛犬の散歩の際に行うだけなので、特に負担なく続けられるパトロールとして多くの人が参加しています。
振り込め詐欺撲滅宣言
オレオレ詐欺・還付詐欺など特殊犯罪をなくすために、2020年に「振り込め詐欺撲滅宣言」が市長より行われました。一人ひとりがもしかして、と疑いの目を持ち、不審なことがあったときは気軽に相談できる体制を整えています。